Geopaparazziの活用(2)

地理空間情報データベースをフィールドワークに持って行く

趣味の寺社巡りで得た情報を用いて、古地図で寺社巡り七福神マップというアプリを作成してGoogle Playで無償配布しています。
古地図で寺社巡りアプリの寺社の座標データは、以下の手順で作成しています。

  1. 神奈川県の宗教法人名簿から、対象地域のアドレス付き寺社リストを作成
  2. CSVアドレスマッチングサービスを利用して、アドレスから緯度経度を取得
  3. 現地調査にもとづき、寺院は本堂、神社は拝殿の位置に緯度経度を修正

フィールドワークでGeopaparazziを活用するために、手順2の段階のデータをGeopaparazziに格納しようと思います。
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Geopaparazziの活用(1)

紙の地図をAndroid端末に入れて持ち歩く

観光地を案内する紙の地図は見ていて楽しいものですが、持ち歩くには邪魔なこともあります。そこで、フィールドワーク向けのAndroidアプリGeopaparazzi(ジオパパラッチ)で紙の地図を利用する方法を紹介します。
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QGISプラグインの開発(3)

QGISプラグインの国際化対応

ウィキペディアの情報をDBpedia Japaneseから取得してベクタレイヤを作成する「PediaLayer」プラグインを機能拡張します。前回作成したバージョンでは、情報の取得範囲をレイヤで指定しましたが、今回の機能拡張によりマップキャンバスでも指定できるようにします。また、国際化対応の方法についても解説します。
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QGISプラグインの開発(1)

ウィキペディアの情報をベクタレイヤに

QGISには数多くのプラグインが用意されており、それらをインストールして様々な機能拡張をすることができます。また、プラグイン開発のためのツールやAPI、ドキュメントも充実しています。
そこで、ウィキペディアの情報をDBpedia Japaneseから取得してベクタレイヤを作成する「PediaLayer」プラグインを開発することにします。
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