地理空間情報」カテゴリーアーカイブ

foliumでGPXファイルをマップ表示する


車載カメラとAIによる路傍の石造物調査では、GPSロガーで移動経路を記録して、石造物の位置の特定に使用しています。大量に集まったすべてのGPXファイルを一気にマップ表示するために、foliumを使う簡単なプログラムを作成しました。Python環境のあるPCで、GPXファイルをWebブラウザのマップ上に表示することができます。
実行すると、軌跡を表す青の線と、移動方向を示す黄色の▲がマップ上に描かれます。

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foliumの機能拡張:派生クラス編

FOSS4G Advent Calendar 2021 | 15日目

foliumについては前回の記事を参考にして下さい。今回は、既存のfolium(またはfoliumプラグイン)のクラスの派生クラスを作成し、その中でLeafletプラグインを利用して機能拡張する方法を紹介します。

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foliumの機能拡張:プラグイン編

FOSS4G Advent Calendar 2021 | 10日目

foliumは地理空間データをPythonで可視化するためのオープンソースのライブラリです。JavaScriptのWeb地図ライブラリ・Leafletを利用するHTMLを出力することにより、インタラクティブなマップ表現を実現することができます。

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QGISによるサウンドスケープの可視化


里山の豊かな自然が残る公園で収集した音声データを用いて、QGISでサウンドスケープの可視化を試みました。

音声データは地図上の赤い丸で示した61地点で1分間ずつ収集しました。各点は、属性として音圧レベル(dB)のmax、min、average、range(max-min)の値を持っており、ここではaverageの値をラベルとして表示しています。

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GPXファイルの簡易表示


GPSログのファイルであるGPXファイルは、地図上に軌跡データとして表示することが多いと思います。一方で、単にある時刻にいた場所の緯度経度を知るためにGPXファイルを利用することがあり、その場合には地図表示は不要であり、無駄に処理を重くしている感があります。
そこで、GPXファイルの日付・時刻と緯度経度だけをサクッとテキスト表示するWebアプリを作成して公開しました。処理はすべてブラウザ上で行われるため高速です。

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