里山の豊かな自然が残る公園で収集した音声データを用いて、QGISでサウンドスケープの可視化を試みました。
音声データは地図上の赤い丸で示した61地点で1分間ずつ収集しました。各点は、属性として音圧レベル(dB)のmax、min、average、range(max-min)の値を持っており、ここではaverageの値をラベルとして表示しています。
里山の豊かな自然が残る公園で収集した音声データを用いて、QGISでサウンドスケープの可視化を試みました。
音声データは地図上の赤い丸で示した61地点で1分間ずつ収集しました。各点は、属性として音圧レベル(dB)のmax、min、average、range(max-min)の値を持っており、ここではaverageの値をラベルとして表示しています。
QGIS2からQGIS3へのバージョンアップに伴い、以下のような大きな変更がありました。
QGISプラグイン開発に使用されるPlugin Builderプラグインも、QGIS3向けにPlugin Builder 3が用意されています。
今後はQGIS3が主流になると思いますが、今のところ長期リリース版は2.18であることから、QGIS2を使い続けている現場も多いようです。
そこで、QGIS2と3の両方に対応するプラグイン開発のTipsを簡単にまとめておきます。
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地球上の同じ地点であっても、その座標を表すために用いられた測地系によって、緯度経度の値が異なる場合があります。
最近では、WGS84(世界測地系1984)が用いられることが多いですが、日本の場合、2002年4月1日に世界測地系を導入するまでは、日本測地系(旧日本測地系、Tokyo Datum)と呼ばれる測地系を用いていました。ややこしいことに、2002年に導入された測地系は日本測地系2000(JGD2000)とも呼ばれています。
そこで、
の3種類において、どのようなズレが生じるのか、簡単なプログラムによってQGIS上で実験してみました。結果は以下のようになり、旧日本測地系(Tokyo)は大きくズレていたものの、世界測地系1984(WGS84)と日本測地系2000(JGD2000)はポイントが重なって目視ではズレを確認できませんでした。
先日、道の整備されていない山中で石切場の調査をしていたところ、目の前の地形と地図から読み取れる地形が大きく異なっていました。そこで、QGISを使って数値標高モデル(DEM:Digital Elevation Model)から高精細な等高線のみの地図を作成し、Googleマップに重ね合わせて表示することを思いつきました。
結果はこのようになります。
Linked Open Data チャレンジ Japan 2015において基盤技術部門 優秀賞を受賞したQGISプラグイン「GetLinkData」および「PediaLayer」を、メジャーバージョンアップしたQGIS 3.0に対応し、「GetLinkData3」および「PediaLayer3」として公開しました。
GetLinkData3は、LinkData.orgからQGISにデータを取り込むためのプラグインです。