石造物3Dアーカイブプロジェクトでは、石造物のデータをウィキデータに入力しています。その際、石造物の大きさに関するデータ等は、市町村が発行した石造物調査報告書の類を参考にしています。
石造物調査報告書の多くはパソコンやインターネットが普及する前に作成されており、残念ながらデジタルデータとしては存在しません。そこで印刷物を見ながらの手入力となりますが仕方ありません。
しかし現在では、まず初めにデジタル的にデータベースを作成し、それを用いて印刷物を作成するというデジタルファーストな方法も可能だと思います。データベースをオープンデータとして公開すれば、印刷物と違って最新情報へと更新し続けることもできます。
そこで、Proof of Conceptのために、ウィキデータに入力されたデータを用いて横浜市の石造物のリストを作成してみました。
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「オープンデータ」カテゴリーアーカイブ
ウィキデータの修飾子と情報源を検索する
石造物の3DモデルをWikimedia Commonsで公開している石造物3Dアーカイブでは、石造物のメタ情報をウィキデータでも公開しています。ウィキデータでは、主語(項目)、述語(プロパティ)、目的語(値)の3つ組でデータを定義し、これを主張(claim)と呼びます。主張には、その情報源(出典の情報)を付けたり、修飾子を用いてさらに詳細化したりすることができ、それらを含めて文(Statements)と呼びます。
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アーバンデータチャレンジ2019入賞のお知らせ
2020年3月14日
合同会社 緑IT事務所
アーバンデータチャレンジ2019入賞のお知らせ
アーバンデータチャレンジ2019において、当社代表 小池隆が参画する石造物3Dアーカイブプロジェクトの作品「石造物3Dアーカイブ」が金賞を受賞したことをお知らせ致します。
【本件に関するお問合せ】
合同会社 緑IT事務所
Mail:
URL: https://midoriit.com
ウィキペディアの記事に3Dモデルを使う
Wikimedia Advent Calendar 2019 | 2日目
今年の夏からフォトグラメトリ(SfM/MVS)という技術を用いて作成した石造物の3DモデルをWikimedia Commonsで公開しており、その一部についてはウィキペディアの記事でも利用しています。
3Dモデルの作成方法についてはこれまでも本ブログの連載に書いてきたので、今回は、ウィキペディアの記事に3Dモデルを使うことの意義について考えてみたいと思います。
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LODチャレンジ2019入賞のお知らせ
2019年11月8日
合同会社 緑IT事務所
LODチャレンジ2019入賞のお知らせ
Linked Open Data チャレンジ Japan 2019において、当社代表 小池隆の作品「月待塔オープンデータの可視化」がデータ分析・可視化部門 優秀賞を、「3D石造物データ」がオープンサイエンス賞を受賞したことをお知らせ致します。
→Linked Open Data チャレンジ Japan 2019 受賞作品発表
【本件に関するお問合せ】
合同会社 緑IT事務所
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URL: https://midoriit.com