SfM/MVS(フォトグラメトリ)による3Dモデル作成を始めて4ヶ月あまり経ち、Wikimedia Commonsで公開している石造物の3Dモデルも7件になりました。作成手順も試行錯誤を重ねて改善し、初期に作成した五神名地神塔は粗が目立つようになったため再作成しました。そこで、現時点での3Dモデル作成手順についてまとめます。
「オープンデータ」カテゴリーアーカイブ
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ウィキペディアに執筆した記事「烏八臼」が新着記事に選ばれ、メインページからリンクされました。
WikibaseのAPIによるデータインポート
せっかくWikibaseの環境を構築しても中にデータが入っていなければ何の意味もありません。そこで、PHPのスクリプトを作成して、CSV形式の月待塔オープンデータをAPI経由でインポートすることにします。
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ウィキペディアに執筆した記事「地神塔」が新着記事に選ばれ、メインページからリンクされました。
SfMによる3Dモデルの作成(2)
庚申塔や月待塔のような石造物は、側面や背面にも造立年などの重要な情報が刻まれていることが多く、1枚の写真だけでは充分な情報を記録し、伝えることができません。そこで、あらゆる角度から見ることができる3Dモデルにすれば、単により多くの情報を記録するだけではなく、正面以外にも情報が刻まれているという特性の理解にも役立つと考え、石造物の3Dモデル作成を始めました。
ウィキメディア・コモンズで公開することを目標とし、ファイル形式は、3Dデータとしては現時点でコモンズにアップロードできる唯一のフォーマットであるSTL(Standard Triangulated Language)とします。
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